「卵を売るだけじゃなくて、ここで過ごす時間ごと好きになってもらえたらと思っています。」
—株式会社デイリーファーム 市田 様
導入前の課題
・紙のポイントカードを中心に運用しており、会員管理や情報発信に手間がかかっていた。
・誕生日特典やイベント案内はDM郵送が中心で、毎月一定の作業とコストが発生していた。
・会員情報をリアルタイムで把握できず、施策の見直しに時間がかかっていた。
よく使う機能
・一般会員様とVIP会員様を分けて管理できる会員ランク機能。
・スクラッチやポイント付与と連動したプッシュ通知配信。
・複数店舗で使える誕生日・イベント向けのクーポン配信。
導入後の結果
・郵送DMをやめ、情報発信と特典配布をアプリに集約。
・プッシュ通知を起点にした施策が定着し、反応を得やすくなった。
・アプリ会員が増え、常連のお客様との関係を自然に続けられている。
卵農家がつくる「体験の場」と、続く関係づくり

大きな窓から光が差し込む、庭のようにひらけたお店です。
株式会社デイリーファーム 様は、愛知県で卵農家を営みながら、卵の直売所「ココテラス」、カフェレストラン「レシピヲ」、ベーカリー「にわのパン」を展開しています。
これら3店舗を総称して「ココテラスの丘」と名付け、卵を「買う」だけでなく、「食べる」「過ごす」体験まで含めた場づくりを行ってきました。
直売所、飲食店、ベーカリーと業態の異なる店舗を横断して運営する中で、来店されるお客様との関係性をどう継続していくかは、自然と向き合うテーマになっていったといいます。
・お話をお伺いした人
株式会社デイリーファーム
総務部(広報担当) 市田桃子 様
「売って終わり」ではなく、関係が続く場でありたい

デイリーファーム様が大切にしてきたのは、商品そのものだけではありません。
卵を買う、食事をする、パンを選ぶ。その一つひとつの時間が、「また来たい」と思える体験であることを重視してきました。
「卵を売るだけなら、直売所だけでも成り立ちます。でも、ここで過ごす時間ごと好きになってもらいたいと思っているんです。」(市田 様)
こうした考えがあるからこそ、来店のたびに関係が途切れてしまう形には、以前から違和感がありました。
アプリは特別な施策のためではなく、日々の関係を自然につなぐ土台として考えられるようになりました
紙のポイントカード運用が抱えていた限界

一方で、導入前は紙のポイントカードを使った会員制度を運用していました。
会員数が増えていく中で、誕生日特典やイベント案内をDMハガキで送付していましたが、その運用負荷は年々大きくなっていきました。
「誕生日DMだけで、印刷費や切手代に加えて、データ入力や手配の工数も重なり、月に約16万円のランニングコストがかかっていました。」(市田 様)
郵便料金の値上げも重なり、このまま紙での運用を続けることへの不安が強まっていったといいます。
また、会員情報がリアルタイムで反映されないため、施策の見直しや改善にスピード感を持てない点も課題でした。
会員ランク管理が「必須条件」だった理由

アプリ導入を検討するにあたり、複数社のサービスを比較しました。
その中で、デイリーファーム様にとって譲れなかった条件が、会員ランクの管理でした。
「うちは一般会員様とVIP会員様に分かれていて、このランク分けを初期状態から反映できることが最低条件でした。でも、それができないサービスがほとんどだったんです。」(市田 様)
VIP会員様には、カフェレストラン「レシピヲ」の優先予約やデザートプレートの特典など、明確な価値を用意しています。
そのため、会員ランクを正確に管理できることが、アプリ選定の決め手の一つになりました。
最終的にアプリメンバーズを選んだ理由について、市田様はこう振り返ります。
「同じことをやろうとすると、月15万円以上かかるのが当たり前だと思っていました。アプリメンバーズさんなら、やりたいことを保ったまま、現実的な費用感で続けられると感じました。」(市田 様)
プッシュ通知とスクラッチが生んだ来店のきっかけ

導入後、特に効果を感じているのが、プッシュ通知とスクラッチ機能です。
スクラッチをきっかけにした通知配信を定期的に行うことで、アプリを開く理由を自然につくる運用が定着しました。
「正直、最初はプッシュ通知にそこまで期待していませんでした。でも、開封も反応も思った以上に良くて、今では一番助かっている機能です。」(市田 様)
イベント時には、VIP会員様限定のガチャガチャクーポンを配信するなど、店舗体験とアプリを連動させた施策も実施しています。
ポイント2倍施策を行った日は、通常日と比べて売上が1.5倍以上になるケースもあり、来店促進の効果を実感しているといいます。
少人数でも回る、現実的な運用体制
現在のアプリ運用は、主に少人数で行われています。
更新作業自体はシンプルで、ニュースやお知らせの登録も短時間で完了します。
「アプリのシステムが非常に使いやすいため、登録作業も簡単です。」(市田 様)
店舗スタッフがアプリ対応に追われることなく、広報担当を中心に少人数で回せる体制が整ったことで、現場の負担も軽減されました。
アプリが支える、お客様との関係づくり

変わらない風景のように、お客様との関係も静かに続いていく。
現在、ココテラスの丘全体で年間16万人以上が来店し、そのうち多くの常連のお客様がアプリを利用しています。
誕生日特典やポイント、会員ランク制度を通じて、「また来る理由」を積み重ねていく仕組みができました。
「いつもお越しくださるお客様の多くがアプリを活用してくださっており、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。」(市田 様)
アプリは、単なるポイント管理ツールではなく、店舗とお客様の関係をつなぎ続けるための基盤として、日々の運営を支えています。
ココテラスの丘
【企業情報】
・企業名
株式会社デイリーファーム
・所在地
〒479-0806 愛知県常滑市大谷芦狭間5番地(本部)
・事業内容
鶏卵生産販売、洋菓子類製造販売、農家レストラン運営(直売所「ココテラス」、レストラン「レシピヲ」、ベーカリー「にわのパン」など)
・公式サイト
https://www.coco-terrace.com





